ジュンサイの思い出

 ジュンサイはお好きですか。

私には特別の思い出があります。
ジュンサイ 
スイレンなどと同じように葉を水面に
浮かべる水草。澄んだ淡水の池沼に自生する。


20歳頃に小料理屋さんでバイトをしていました。
不器用で失敗ばかりしていました。

店の年上の女性に叱られてばかり。
その中に優しいオバサン(そう呼んでいました)がいました。

私をかばうので、きびしい女性がそのオバサンに
「甘やかすとだめよ!」と言うのです。

するとそのオバサンが
「私にも同じくらいの歳の息子がいるのよ。
この子にも優しくしたいのよ。どこかで、うちの息子も
親切にしてもらえそうだもの」と言ったのです。

忘れられないコトバ。

その店はお吸い物にジュンサイがはいっていました。

じゅんさい1 
私はその頃に、始めてジュンサイのお吸い物を
食べたことがあり、ヌルヌルプリプリの触感に
驚いて大好きになっていました。

ジュンサイを始めて食べて好きになった事を話題にしました。
オバサンはジュンサイは秋田県の名物だと教えてくれました。
その優しいオバサンは秋田の出身でした。

この季節になると夏の風物詩、ジュンサイとあの秋田出身の
オバサンが思い出されます。
オバサン、ありがとう。
じゅんさい 
秋田の三種町が生産日本一だそう。

ジュンサイのぷるりんぷるりはあの横丁    もりん

きょうのブログ3編
他は
①玉ねぎの肉炒め
②腰痛のこと





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「鍋っこ遠足」「雑巾がけ」・・素敵なコトバからココロがあったかくなるコトへ

 数年まえに秋田出身の友人から
「鍋っこ遠足」という行事の
話をしてもらいました。

遠足でトン汁やカレーなどを食べるのだそうです。
「鍋っこ遠足」  なんて可愛い名前でしょう!!
字 
私は小学生に関わるバイトをしています。
遠足もあります。
もし「なべっこ遠足」というのがあれば
どんなに楽しいでしょう。

豊かな豊かな日本語です。
各地の豊かなコトバや行事をもっと、掘り出すべきだと
思ってしまいます。


もうひとつ、
「雑巾がけ」 好きな表現です。豊かなコトバです。
字1 
小学1年生は教室の床そうじで、始めて「雑巾がけ」
体験しています。
拭き残しがないように、順番に揃えて拭く動作。

「ヨーイ!ドン」で拭く速い所作。

これって素敵なことだなあと、私は毎日思うのです。

日本の素敵な個性かなと思うのです。
ひかり 
台所の棚の上に陽がさして
食器の影がまぁるく丸く・・・
まるで、りんごのよう。
こういう事も気持ちが豊かになります。


きょうのブログ3編
他は
①しょうがオムレツ
②ひとりぐらし ひとりじかん ひとり服




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ことばの旅路・・「世の中に片付くなんてものは殆どありやしない」漱石の道草より

 漱石の「道草」の最後にあることば
「世の中に片付くなんてものは殆どありやしない。
いっぺん起こった事は何時までも続くのさ。
ただ色々な形に変わるから他(ひと)にも自分にも
解らなくなる丈の事さ」

これ、深いなあと思うのです。
日常の細々としたこと、
こうしないほうがいい!とわかっていても、どうもならないこと
いつの間にか、こんな事になってしまった!

まっすぐいけば、いいものを道草ばかり・・・・
生きていて起こる問題は全部、片付くことは
ないのでしょうね・・・・たぶん、きっと。
家 
ぼーっと家の中を見渡します。暮らしは
解決できないことも、解決したことも いっぱい。
ま、そんなものです!

小説の主人公がいう上記のことばに対して
妻が赤ん坊を抱き上げて
「ああ、好い子だ。好い子だ。
お父様の仰しやる事は何だか
ちっとも分りやしないわね」

これも深い。
結局、深く考えてもどうしようもない事が
いっぱいあるということなのでしょうね。
だったら、重ねて重ねて、一番上の
新しいことだけを考えましょう。
重ねる 
重ねる・・いいですね。
ええっーぃ!!重ねてしまえば溶けるかも。

きょうのブログ3編
他は
①新ごぼうのごはん、アクがでない編
②お絵かき箱編





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  タグ:  漱石    道草  どうにもならない事  解決する

しあわせが、ふいてくる。うれしさが、咲いてくる。

 三月に小学校を卒業したミスMM

彼女が2年生のころから知っていました。
いつも手紙をくれるシャイな女の子。

卒業のときに
小さいカードをくれました。
「今日は、けい語にします。・・・・・・」という書き出し。
まなさん1 
そのコトバに私はグッときました。
「今日は、けい語にします。・・・・」
ウルウルとなりました。
大人を泣かせる奴め!

先日、たまたま下校中のミスMMが
私をみつけて声をかけてくれました。
中学の制服が良く似合う、まぶしいほど美しい姿。

うれしかった。
わたし、しあわせ。
まなさん 
数えきれないほど手紙をくれました。ありがとう、ミスMM!
がんばれ!ミスMM!

きょうのブログ3編
他は
①キャベツと納豆の大人サラダ
②石黒智子さんに刺激を受ける!麦を飾る編



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  タグ:  しあわせになるコトバ  嬉しさが咲く

ソバカス!と言われていた頃の悩み多き少女時代

 街でソバカスだらけの女の子をみかけました。

ふと思い出しました。
私は子供の頃、ソバカスだらけでした。
その上、ほっぺがリンゴみたいにまっ赤。
そばかす 
可愛く描き過ぎました。ほんとうは、
さえない女の子でした。


小学生のころ、よく「ソバカス!」「つぶつぶ」と言われていました。
今なら、なにも気にすることではないのですが、
あの頃、私は深く傷ついていました。

鏡を見ては、大きな大きなため息をついていました。
誰にも言えずひとりで悩んでいました。

あるとき私の小学校にアメリカ人の女の子が三人
転校してきました。
その子達が私よりも多くのソバカス持ちだったのです。

私よりも、はるかに多いソバカスを見てほっとしたのを
よーく覚えています。
彼女達はピアスをして指輪までして
子供なのにタイトスカートをはいていました。
その大人びた姿に私達は圧倒されました。
そしてそのダイナミックな中にソバカスが平然と
臆することなく存在していたのです。


その頃から、知らず知らず、気がつけば私は
「ソバカス!」「つぶつぶ!」と言われなくなっていました。
そばかす1
今では懐かしい思い出です。 

大人になったら、あんなに多かったソバカスは消えました。
そのかわり、今はシミかな(笑)

私はあの頃から、身体的な特徴をヒトには決して言わないように
しています。
親しみを込めて言われても「小学生の私」のココロの中は
悲しみでいっぱいでした。

今では、笑える話。
歳月は素敵。

きょうのブログ3編
他は
①山芋ステーキ
②フランコ・フェラーロのカーディガン編



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  タグ:  ソバカス  少女時代の悩み

ことばの旅路・・あじさいの命に触れる

玄関の外に半畳ほどの花壇もどきが
あります。
そこにアジサイが毎年、咲くのですが
気がつくと乱暴に枝が切られていたのです。

ショックでしたが、先日のブログにも
書きましたが
新芽が出てくれたのです。

紫陽花3,21 
ああ、生きていてくれた!と感動しました。先日よりも
大きくなっています。

毎日の成長が嬉しくて、楽しくて
ながめています。

このアジサイは、いつのまにか我が家に
やってきました。
旅人がいついたような感じ。
名のりもせずに、我が家に居をかまえた君(あじさい)

あじさい3,21 
強いツタにも負けないでたくさん芽が出てくれました。

「十年ぶり合いたる友と抱き合ひ名前うかばずきかれもせずに」

「百歳がうたう 百歳をうたう」という著書にある
当時106歳の栗原ヒサさんのお歌。
年齢を重ねる中で名前なんかどうでもいいという達観の歌。


意味合いは違いますが、あじさいを見て、この歌を思いだしました。
わたしのあじさいよ、名のらず聞きもせず、ただ友ということにつきるのみ。

きょうのブログ3編
他は
①タンと納豆和え編
②額縁のおもしろさ編



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  タグ:  あじさい  新芽  栗原ヒサ  百歳の歌  

ことばの旅路・・「お庭に咲くもの」 あじさいの芽

あじさい  嬉しいこと。あじさいのこと。
ツタの葉にも負けていません!

うちには庭がありません。
ただ玄関の外に半畳ほどの空間があります。
そこを私は大事に大事に仰々しく「お庭」と
密かに呼んでいます。

そこにアジサイが毎年、大輪の花を咲かせます。
というか、数年前から咲くようになったのです。
家人が植えてないので、ふらりと
来てくれて、そのまま居付いたようです。

私がひとり暮らしになった頃からの同居人。いえ同居花。

ところが昨年の花が終わる頃に、
枝が全部、途中から乱暴に切られていたのです。

ショックでした。
呆然とながめるだけ。どうしていいのかわからない。

もう芽が出るとは思えない様のアジサイの痛々しい枝に
私は毎日、心の中で話しかけていました。「ごめんね」と。
「切らないでください」と書いておこうかと迷ったり・・・
アジサイ 
ショックでしたが、こんな芽を!

あじさい1 
芽をみつけた時、嬉しくてその生命力に
感動して涙がでました。今後、切られないようにと
祈りました。強気のツタを背景に、りりしい芽。

小さな芽が出ているのをみつけました。
「ありがとう」それしか言えませんでした。ウレシカッタ。
私の「お庭」・・・アジサイありがとう。

前田愛の「都市空間のなかの文学」という著書が好きなのですが
その中に
日本語には「お二階」という言葉があると書いています。
二階ではなくて「お二階」「お二階さん」
私はその雰囲気のあるコトバが好きです。

ひとつ「お」をつけると何かしら、にじみでるニュアンス!!
庭ではなくて「お庭」
私の「お庭」のアジサイ。

字


きょうのブログ3編
他は
①モンサンミッシェル風のオムレツ編
②泡パック編



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ことばの旅路・・地球サイズで考える  宇宙から自分を見るつもり・・

 日本の女の強さと魅力を感じたいときに
林芙美子の「放浪記」を読み返します。
 
辛さや貧困、寂寥とも共に生きる姿
それをせっせと書く。。。。その生きざまに
私はいつも感動します。

字 
どんなことがあっても、ひとりひとり文学者。
何か字にあらわすと飛んでいく・・・・


放浪記では
「地球よパンパンとまっぷたつに割れてしまえ」と書いている!
なんて迫力があるのでしょう。
地球サイズですか?まいりました。

「放浪記」の中には
「木村屋の店さきでは、出来たてのアンパンが
陳列のガラスをぼおつとくもらせている・・・・
いつたい、どこのどなたさまの胃袋を満たすのだらう・・・」

というくだりもある。
地球サイズだけれど市井の匂いもあるというのが
なんとも憎らしいほど、すてき。


宮崎市で「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」というのがあるそうです。
平成22年、最優秀賞、福岡の101歳の
鶴田雪枝さんのうた
「くるくるとまわる地球にしがみつき振り飛ばされじと今日も必死に」
これにも感動。
日本の女は地球サイズで考える、今も昔も。


字1 
私もすがりつきますとも!地球に!!
その心意気でひとりで生きていかなければ!

きょうのブログ3編
他は
①菜の花とコンニャクの炒め物編
②泡洗顔・泡パック編






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プロフィール

ナツメ3

Author:ナツメ3
いわゆる未亡人(森須もりん)
闘病の末の夫を看取り、その後
我が子同然の愛犬を16年目に亡くしました。
また、長い介護を経て、母を
グループホームにゆだねました。
子供は独立し、現在、パートの身分。今、やっと周りを
ゆっくり見渡しています。
看取りや介護から、「ひとり始末」を
意識。
後半人生を工夫したいと
シンプルライフ実践中。
体験から「介護する側の立場」の
発信を積極的に、おこなっています。

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未解決 真実は闇 心の余裕 沈黙の集中 発言力 隠れたメッセージ メッセージ ホテルクリヨン 上七軒 出たがりバサマ 不良バサマ 常習犯 外出 皮の持ち手 くたびれた 色あせた 持ち味 仕事をゆずる 粘土細工 こけ方 気楽なヘルパー 戦力外 手間をかける ミョウガ 同じ材料 息を止める トイレに招く 骨折 ついてない女 若くない 自信作 昔ながらの料理 批判される 報告書入れ 水餃子 身内に遠慮 利用者 お金でつながる 本の外箱 本の外箱を収納箱 電話に出ない 逆恨み 眠剤 認知が近づく 感情が爆発 キッチンの変化 サマンサ 鍋は物入れ ZARAHOME セリア お香 泥パック 使いまわし 誤解を招く 恵みの色 食べ物の色 食べ物の色のチカラ キッチンの空間 変化するキッチン 悩みをいう 涙目 自信を持つ服 デブ・ブス・ババァ きれいでいたい 似合う服 日本の味 一生懸命のズレ 向かい懐かしい 節約気分 接着剤 ファンデーションの粉 新しいヘルパー 仕事を辞めた人 先輩 蒸し器一人用 水切りざる 金ボウル 言いやすいヘルパー 90歳ジサマ ワガママ ショウガすり 茶こし 食べ方 個性 きれいな食べ方 とうもろこし 介護保険 人柄のいいバサマ 唯一優しい方 未熟 就活中 家はゆるやか タオル たたんで重ねる ふわふわ デイの責任者 受けねらい 和みをつくる 仕掛け クローゼット パリのアメリカ人 5品 優秀なヘルパー スーパーヘルパー ヘルパーを辞める ヘルパーは辛い 解放 スヌーピー 権力とプライド 召使い扱い 節約 高齢者の熱中症 冷房を使わない 仕事のストレス 時計のカゴ フェリシモの箱 ぬいぐるみを洗う タオルを干す 娘の帰省 ダメ出し 毎回の指摘 お風呂の掃除 秋田曲げわっぱ 穴子ずし 高齢者という自覚 年寄りという自覚 はんぺんのかば焼き 緑茶で煮る ヴァンサンカン フォクシー 前田義子 ヘルパーの喜び 涙が出た ジサマのやさしさ 気持ちのギャップ 旅をスマートに 洗濯ネット 気のいいバサマ 便が付着 高齢は残酷 モロヘイヤスープ モノは言いよう 鎌倉駅 地域包括支援センター 要介護 要支援 飯盒炊飯 味噌汁の具 ゴミだと言われる 冷やし桃 茶葉と水 水出し緑茶 高齢者の臭い 尿臭 ダウニー 加齢集 固いクッキー ぬかで掃除 クッキーをつぶす 形のある料理 下で溶ける メイプルボウル 皮むきトマト トマトをゆがく カルチエ エルメス セメダイン リボンをつける パジャマ 介護保険の見直し 格差社会 干される ヘルパーの現実 よしず すだれ 洋服が日差しよけ ジサマの怒り 利用者の外出 言い付けたな! 時短の料理 ゆがいてから切る 白菜を切る キューカンバーウォーター てんかふ むくみ取り こだわりの多様性 洗濯物を干す 利用者のこだわり KITTE 東京駅 屋上庭園 インテリを逆手 芥川受賞 スクラップアンドビルド マスキングテープ 食器乾燥 淡々と暮らす 介護保険の限界 介護保険の甘さ 手ぬぐい 針糸を使わない 接着剤で作る袋 袋の作り方 笑いとばす こしあん 高齢者の身内 つぶあん 笑い流す 母とドライブ 本はパズル 本を並べる 油分をからめる ランチでヒント ドアノブ ZARAーHOME 二子玉 そうめんのタレ レタスとチーズ スイカとトマト 快感とスリル 達成感 パンツを干す 利用者のパンツ 羞恥心 ヘルパーは目下 UV色なしサングラス ゴルフウエア 定番の服 ヘルパーの認知度 スクラップ・アンド・ビルド 世間 収納に鍋 使わない鍋 鍋を使う 絵画の批評 キレたヘルパー 虫けら カゴの上 主役 ポーカーフェイス 下鴨神社 下鴨茶寮 京都 町家の宿 出発時間 プチウツ 孫のお宮参り 安定剤 一軒家 町家 ストール入れ 乱雑に入れる カゴや箱を暮らしに プリティ・イン・ピンク 冒険者たち チキチキバンバン どうしようもない 頑固バサマ 笑ってごまかして うちの台所 仕事着と落差 カメラバッグ 必需品 90歳ジサマの煮物 味の好み プチ・ウツ 産業革命 掃除ワイパーシート エイリアン 管理者が変わる 仕事を減らす レンジのない家 プチうつ病 力がわかない ミスの連続 悩み相談 人参の切り方 甘い考え ブラックの利用者 整列 涼しく眠る

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