介護のお仕事日記 (愛の訪問ヘルパー)世代の違いがでる現場
事務所に
利用者さんからクレームがつきました。
「Aヘルパーは片っ端から畳を縦長に
掃除機をかけて雑巾がけをしているのだけど
どういう教育をしてるの!」というお叱り。
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畳の目に添うようにしてねと
事務所がAヘルパーに指示を出しました。
床の廊下感覚で、すべてまっすぐに掃除をしていたヘルパーは
「合理的にしてたつもりなのになあ」と言ってました。
もう一つの例
若いBヘルパーの報告書は
「○○さん(利用者さん)は私の支援中にずっと電話でおしゃべりしていました」
「福祉課の人と○○さんは、おしゃべりをしていました」
この文章に利用者さんからクレームがきたそうです。
「おしゃべり」ではなく「話をしていた」が正しい日本語だというクレーム。
「失礼よ!私はおしゃべりなんてしていません。用事があったので
話していただけです」というのが利用者さんの弁。
彼女の報告書には「話した」が、
すべて「おしゃべりした」という言葉になっていました。
それも事務所が指示してBヘルパーに訂正をうながしたそうです。
こういうズレがこれから多くなるのでしょうか。
※
支援が終わるとヘルパーは利用者さん宅で報告書を書きます。
複写形式で、利用者さんと事務所に提出。
仕事内容と利用者さんの様子を記入。
報告書を見ない利用者さんもいれば
細かく文章や内容をチェックする人もいます。
「おそうじのきほん」笠倉出版社より
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利用者さんからクレームがつきました。
「Aヘルパーは片っ端から畳を縦長に
掃除機をかけて雑巾がけをしているのだけど
どういう教育をしてるの!」というお叱り。
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畳の目に添うようにしてねと
事務所がAヘルパーに指示を出しました。
床の廊下感覚で、すべてまっすぐに掃除をしていたヘルパーは
「合理的にしてたつもりなのになあ」と言ってました。
もう一つの例
若いBヘルパーの報告書は
「○○さん(利用者さん)は私の支援中にずっと電話でおしゃべりしていました」
「福祉課の人と○○さんは、おしゃべりをしていました」
この文章に利用者さんからクレームがきたそうです。
「おしゃべり」ではなく「話をしていた」が正しい日本語だというクレーム。
「失礼よ!私はおしゃべりなんてしていません。用事があったので
話していただけです」というのが利用者さんの弁。
彼女の報告書には「話した」が、
すべて「おしゃべりした」という言葉になっていました。
それも事務所が指示してBヘルパーに訂正をうながしたそうです。
こういうズレがこれから多くなるのでしょうか。
※
支援が終わるとヘルパーは利用者さん宅で報告書を書きます。
複写形式で、利用者さんと事務所に提出。
仕事内容と利用者さんの様子を記入。
報告書を見ない利用者さんもいれば
細かく文章や内容をチェックする人もいます。
「おそうじのきほん」笠倉出版社より
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この記事へのコメント
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「これくらい常識だろうが!」な「常識レベル」が今の若い人と違う気がします
CDショップで「エルビス・プレスリーのCDどこ?」と聞いた客に「エルビス・プレスリーってダレですか?」と店員が聞いて客に怒られたけど「なぜ、怒られたのかわからない」と店長に相談してくるそうですよ・・・
その「ズレ」とか「常識」が違うので、結局いちいち全部最初から教えないといけないんですかねぇ
利用者さんは「プロだろうがよ!」って思うんでしょうね・・・
CDショップで「エルビス・プレスリーのCDどこ?」と聞いた客に「エルビス・プレスリーってダレですか?」と店員が聞いて客に怒られたけど「なぜ、怒られたのかわからない」と店長に相談してくるそうですよ・・・
その「ズレ」とか「常識」が違うので、結局いちいち全部最初から教えないといけないんですかねぇ
利用者さんは「プロだろうがよ!」って思うんでしょうね・・・
Happyさん、コメントありがとうございます。
畳の話も「おしゃべり」の話も
私の想像をはるかにこえることでした。
畳は目に添ってするのが当たり前だと
思っていました。
報告書の文章には「しゃべる」というような
ラフな言葉は書かないものだと
思っていました。
そのヘルパーにとっては「しゃべる」がラフな
表現とは思っていないようです。
なんとなく不思議な感覚です。
時代が私の頭の上で猛スピードで
かけているような気がしました。
畳の話も「おしゃべり」の話も
私の想像をはるかにこえることでした。
畳は目に添ってするのが当たり前だと
思っていました。
報告書の文章には「しゃべる」というような
ラフな言葉は書かないものだと
思っていました。
そのヘルパーにとっては「しゃべる」がラフな
表現とは思っていないようです。
なんとなく不思議な感覚です。
時代が私の頭の上で猛スピードで
かけているような気がしました。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
今は畳の部屋が無い家もありますよね^^
私の家は 母がずっと身体が不自由でしたのでほぼ洋間。
畳も障子も祖父母の部屋だけでした。
でも掃除の仕方は祖母に厳しくおしえられましたね(笑)
報告文や公的文書の書き方は 若い人たちでも教育を受けていると思います。
最近はメールが主流で。。。言葉づかいも会話調が多く
私も気を付けなければ と思ってしまいます。
やはり年配の方とお話する時は 自然と言葉を使い分けていますね^^
ただ、数十年後には…どうなっているのでしょう…
私の家は 母がずっと身体が不自由でしたのでほぼ洋間。
畳も障子も祖父母の部屋だけでした。
でも掃除の仕方は祖母に厳しくおしえられましたね(笑)
報告文や公的文書の書き方は 若い人たちでも教育を受けていると思います。
最近はメールが主流で。。。言葉づかいも会話調が多く
私も気を付けなければ と思ってしまいます。
やはり年配の方とお話する時は 自然と言葉を使い分けていますね^^
ただ、数十年後には…どうなっているのでしょう…
このコメントは管理人のみ閲覧できます
布遊子さん、コメントありがとうございます。
そうですか、「お節介」ということばの
響きは凹みますよねえ。
「ご親切に」ということだったのでしょうが
かなりショックですね。
やっぱり言葉って人の心を左右しますね。
大切な話し合いをしているのに
「おしゃべりしていた」と言われたら私は嬉しくない。
利用者さんと同じ気持ち。
でも若いヘルパーには悪気はないでしょう。
時代が変化するということなのでしょうか。
「畳の目に添って」掃除するって私には当たり前だっただけに
聞いてびっくりしました。
そうですか、「お節介」ということばの
響きは凹みますよねえ。
「ご親切に」ということだったのでしょうが
かなりショックですね。
やっぱり言葉って人の心を左右しますね。
大切な話し合いをしているのに
「おしゃべりしていた」と言われたら私は嬉しくない。
利用者さんと同じ気持ち。
でも若いヘルパーには悪気はないでしょう。
時代が変化するということなのでしょうか。
「畳の目に添って」掃除するって私には当たり前だっただけに
聞いてびっくりしました。
見張り員さん、コメントありがとうございます。
畳の目に添って雑巾がけをしないと
かなり大変だと思うのですが
知らない世代が多くなるのでしょうか。
そういえば、小学校で和式トイレが使えない児童が
増えているとのこと。
外国人だけではなくって
日本人もだんだん生活習慣の違いで
知らないことが多くなるのでしょうねえ。
やはり「おしゃべり」はラフな感じなので
報告書には書かないほうがいいと思いますが
彼女は「どうして間違いになるのですか」と
事務所に尋ねたそうです。
畳の目に添って雑巾がけをしないと
かなり大変だと思うのですが
知らない世代が多くなるのでしょうか。
そういえば、小学校で和式トイレが使えない児童が
増えているとのこと。
外国人だけではなくって
日本人もだんだん生活習慣の違いで
知らないことが多くなるのでしょうねえ。
やはり「おしゃべり」はラフな感じなので
報告書には書かないほうがいいと思いますが
彼女は「どうして間違いになるのですか」と
事務所に尋ねたそうです。
鍵コメさん、コメントありがとうございます。
私の年代では
畳の目に添って掃除機や
雑巾がけをするというのが
当たり前でした。
ところが全く知らない世代がいるのだと
私自身も今回で初めて知りました。
こうなると高齢者にすれば
異星人ですよね。
こういう異星人がヘルパーとして
派遣されることが多くなると
ドラマができるような気がしました。
私の年代では
畳の目に添って掃除機や
雑巾がけをするというのが
当たり前でした。
ところが全く知らない世代がいるのだと
私自身も今回で初めて知りました。
こうなると高齢者にすれば
異星人ですよね。
こういう異星人がヘルパーとして
派遣されることが多くなると
ドラマができるような気がしました。
ヨッシィーさん、コメントありがとうございます。
畳の目に添って掃除をする
私の時代は当たり前でしたが
それを知らないというか
必要がない世代がいるのだと
今回、あらためて知りました。
今、利用者さん宅で使う掃除機も
畳の場合は、畳の目に添って使用するほうが
いいと思います。
この若いヘルパーさんもいいことを学んだ
ということでしょうか。
日本語がどんどん変化しているという
ことなのだと痛感した出来事でした。
畳の目に添って掃除をする
私の時代は当たり前でしたが
それを知らないというか
必要がない世代がいるのだと
今回、あらためて知りました。
今、利用者さん宅で使う掃除機も
畳の場合は、畳の目に添って使用するほうが
いいと思います。
この若いヘルパーさんもいいことを学んだ
ということでしょうか。
日本語がどんどん変化しているという
ことなのだと痛感した出来事でした。
今回はこの利用者さんの気持ちわかるな~
でも言いませんよ。
ドラマでも若いタレントさんの
雑巾がけの方向が目に付いたりします。
ご近所の80越した一人暮らしのお上品な奥様
ちょっと困ってらっしゃったので、少しだけ手を貸しました。
とても喜んでくださって身に余るほどの感謝の言葉が炸裂・・
最後に「良かったわ、お節介な人が通りかかってくださって」
こりゃ、メガトン級のガぁ―――ンです。
「ご親切に」と言いたかったのでしょうが・・凹みました。
もしかしたら私、この利用者さんの予備軍かしら?
でも言いませんよ。
ドラマでも若いタレントさんの
雑巾がけの方向が目に付いたりします。
ご近所の80越した一人暮らしのお上品な奥様
ちょっと困ってらっしゃったので、少しだけ手を貸しました。
とても喜んでくださって身に余るほどの感謝の言葉が炸裂・・
最後に「良かったわ、お節介な人が通りかかってくださって」
こりゃ、メガトン級のガぁ―――ンです。
「ご親切に」と言いたかったのでしょうが・・凹みました。
もしかしたら私、この利用者さんの予備軍かしら?
おはようございます
畳の目に沿って掃除をする、というのは私も母は祖母からやかましく言われましたねw、最近はフローリングの普及でそれを知らない教えない家庭も多いのかな?勉強になったと思えばよいですね。
「おしゃべり」というと何か良くないことのように感じる人もいますからやはりここは「お話を」と書くべきなのでしょうね。言葉って人によって受け取り方が違うから、厄介ですね(-_-;)…悪意がなくてもクレームになってしまうのがどうにもこうにもやり切れない時があります。
畳の目に沿って掃除をする、というのは私も母は祖母からやかましく言われましたねw、最近はフローリングの普及でそれを知らない教えない家庭も多いのかな?勉強になったと思えばよいですね。
「おしゃべり」というと何か良くないことのように感じる人もいますからやはりここは「お話を」と書くべきなのでしょうね。言葉って人によって受け取り方が違うから、厄介ですね(-_-;)…悪意がなくてもクレームになってしまうのがどうにもこうにもやり切れない時があります。
このコメントは管理人のみ閲覧できます
おはようございます もりんさん
畳の目に沿って掃除機をかける そうですね昔はそうでしたね
今の掃除機の性能でもそうなのかな?
でも利用者さんの頭の中は昔のままですからね
「お喋り」と「話した」 クレームというより教えてもらったと言う事ですね
最近ら抜き言葉が普通になってきたと新聞で見ましたが、
昔は、書き言葉と話し言葉は違いましたが、今の方には
どっちでもいいと言う事でしょう
言葉は時代とともに変化するものですから、でもきれいな言葉を使いたいですね
畳の目に沿って掃除機をかける そうですね昔はそうでしたね
今の掃除機の性能でもそうなのかな?
でも利用者さんの頭の中は昔のままですからね
「お喋り」と「話した」 クレームというより教えてもらったと言う事ですね
最近ら抜き言葉が普通になってきたと新聞で見ましたが、
昔は、書き言葉と話し言葉は違いましたが、今の方には
どっちでもいいと言う事でしょう
言葉は時代とともに変化するものですから、でもきれいな言葉を使いたいですね
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URL :
- ラーダさんへ - 2016年11月08日 15:38:53
そうですか、エルビス・プレスリーを
知らない世代になると
なにを基準にしていいかわからないですね。
怒られても、本人にはわからないのですものね。
報告書の書き方も一応は、私たちも学びました。
利用者さんの様子を書く。
支援内容を書く。
だけど、まさか日本語の文章の書き方までは
いまさら教えてなかった。
すると口語的な文章になっていた!
若い彼女にしたら、なんで注意を受けたのか
全く分からなかったようです。
これから増えていく現象でしょうね。